ROD STEWART & THE FACES


ビデオアーツ・ジャパン 58分
ビデオグラフィー 1969〜1974

 フェイセスの活動の歴史をオムニバスでつづったビデオです。すべてが貴重なライブ映像で、インタビューなどなく、スーパーで語られるので飽きないビデオです。
 当時小学生だった私は、早熟にもフェイセスのファンで、TVでライブを観たのがきっかけでした。その後すぐ解散してしまいますが、ロッド・スチュワートの名前をTV欄で発見すると必ず観ていました。このビデオには、好きになったきっかけのTVライブ「マギー・メイ」が収録されていて、非常に懐かしかった・・・・。あの頃ロッドはプレイボーイと言われ騒がれがちでしたが、この「マギー・メイ」のロッドは真面目で素朴で可愛くて好感をもったものです。中でもマーキー?らしき初期の小ホールでのライブは圧巻で、仲の良さそうなメンバーのノリ、ロッドがあの独特なアクションを開眼させるシーンの連続です。「ステイ・ウイズ・ミー」など感動してしまいます。ロン・ウッドのギタープレイも冴えていて、ローリング・ストーン時代よりも良いと個人的には思うのですが。(ギターマニアには、ゼマイティスがたっぷり見れる特典があります)
 ロッドはこの頃、自分名義とフェイセス名義で2つのレコード会社からアルバムを出すという(中身はどちらもフェイセス)多忙な音楽活動でした。しかし、この頃のフェイセロッドと言う人気と知名度が、その後のロッド人気を支えています。ハデなロッドや最近のしっとりスタンダードなロッドしか知らない人は、もっとロッドを好きになれるかもしれません。

 ビデオグラフィ1969〜1974/DVD



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